まだほんの小さかった頃のぼくと今のわたし

query_builder 2026/10/05
まだほんの小さかった頃のぼくと今のわたし

栄工業で私は事務として働いておりますが、現場が忙しい時は時々応援として切断後のばらしやバリ取りをします。その際、バリ取りやジョイント除去に棒やすりを使用します。 私にとって棒やすりは、学生時代にはまった模型作りと製造業に携わるきっかけだったかもしれません。


当時、プラモデルのパーツを切り離した後のゲート跡をきれいにするためによく棒ヤスリを使っていました。 ただ削るだけの道具だと思っていたのですが、大人になって精密板金の仕事に就いてからその奥深さを知ることになります。


ヤスリにはたくさんの種類があります。荒目・中目・細目・油目といった目の粗さがあり、荒目であればよく削れ、油目であればきれいに仕上がります。荒目だけでは仕上がりが粗くなり、細目だけでは作業に時間がかかり用途に合わせて使い分けます。 これは模型作りでも精密板金でも同じでした。

意外と知られていないのが「単目」と「複目」の違いです。 単目ヤスリはヤスリ目が一方向だけに刻まれています。削る力は穏やかですが比較的きれいな面に仕上がるため模型や仕上げ作業で活躍します。 複目ヤスリは目が交差して刻まれています。切削力が高く素早く削れるのが特徴です。


最近では電動のバリ取り工具や研磨機も増えました。それでも現場から棒ヤスリがなくなることはありません。 手で工具を動かすからこそ分かる感覚があるからです。ほんのわずかな段差や指先に伝わる小さな引っ掛かり。そういった細かな違和感は今でも人の感覚が頼りになります。


子供の頃はプラモデルをきれいに仕上げるために握っていた棒ヤスリ。 現場に手伝いに出た際はより良い製品を作るために使っています。 目的は変わりましたがより良いものを作りたいという気持ちは昔も今も同じです。


ふく



※私物のやすり



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マゲテック株式会社

住所:東京都大田区萩中3丁目2−3

電話番号:03-3742-5551

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